お知らせ
デザイン誌「AXIS」4月号増刊 「大成建設 設計本部 あらゆる可能性に挑む」発売!
プレスリリース
25.04.09

株式会社アクシス(東京都港区 代表取締役社長:朝香信雄)は、この度、2025年4月1日に発売したデザイン誌「AXIS」vol.232の増刊号として、「大成建設 設計本部 あらゆる可能性に挑む」を発行いたしました。
大成建設 設計部門の創設100周年にあたって、新たに制定されたデザインフィロソフィ「あらゆる可能性に挑む」。1,000人を超える個性あふれる設計者たちの声をもとにつくられたフィロソフィを体現する最新のプロジェクトや様々な活動の紹介をとおして、これからの建築のあり方について考えていきます。なぜ建てるのか。どのように建てるのか。10年後、100年後の建築はどうあるべきか。多様な視点からの問いかけに満ちた一冊です。
大成建設株式会社 https://www.taisei.co.jp/
インタビュー
大成建設 設計本部長 常務執行役員 松村正人 「あらゆる可能性に挑む」
2025年に設計部門創設100周年を迎える大成建設。
その節目にあたり、設計本部ではデザインフィロソフィの見直しとともに、大成建設の設計のあり方・姿勢を表すデザインチャレンジを制定した。ますます複雑化する社会において、これからの建築あるいはゼネコン、そして"大成デザイン"はどうあるべきか。設計本部長の松村正人氏に聞いた。
強く美しいコンセプトは用途を超える
「美」とは人とモノと環境の関係の美しさのこと。状況や環境がそこにあるものを美しいと感じさせる。建築もそれ自体の美しさは当然のことながら、それが建つことで、都市や自然からひき出される美しさも含めて「建築美」だと言える。
そこに生きる人々のために建築ができること
建築は人が生きる社会を支えるためにつくられてきた。
しかし今や、社会の大きな変化とともに、人々の生き方や暮らし方はますます多様化してきている。建築も変わらなければいけない。均一の価値観を押しつけるのではなく、そこに生きる人々と環境に寄り添ったものとして。
未来を見据えた建築のあり方とは ?
建築は時間とともにある。そこにある建築が担ってきた歴史をどうとらえ、どのような未来を願って新たな建築をつくるのか。つくって終わりではなく、時とともに建築はどのような価値を社会や人々に提供していくのか。建築をつくるということは時間をつくることでもある。
地球環境の保全と回復に貢献する
多様な最新技術と社会を結ぶ「技術センター」
資源循環と温室効果ガス削減を追求し地球環境を守る。
もはや待ったなしの世界的な課題であり、あらゆる分野で多様な取り組みが行われている。特に全世界のCO2排出量の約37%を占めるという建設分野においては、新たな技術の研究開発と早期の実践・実装が望まれる。
鼎談
柔軟な発想と協創が「アーキテクト」の定義を変える
さまざまな職能が携わり、多くの分野との連携によって生みだされる建築。
待ったなしの環境問題や災害対策をはじめとする社会の要求や、デジタル技術の進化などを受けて、今までにない分野や人材との協創が模索されている。人々を巻き込み新たな関係性を築くことで、建築とその周辺で新鮮な発想と大胆な行動から未来を生み出す。そんな3名の設計者の活動とは?
自由闊達な独自性が生まれる磁場
デザイン会議とデザインウィーク
大成建設 設計本部で毎年4月に開催される「デザイン会議」と「デザインウィーク」。
同社が考える良い建築とは何かを議論し、さまざまなコンテンツをとおして日常業務では得られない" 気づき"に出会う場でもある。若手を中心とした実行委員会がこれらイベント全般を企画・運営している。
座談会
あらゆる可能性に挑むために
設計者たちが語る、大成建設 設計本部のデザインの未来
大成建設 設計本部の新たなデザインフィロソフィ「あらゆる可能性に挑む」。
設計本部の全員参加によってつくり出されたものである。その根底にあるのは組織以前に「個」を尊重するという文化。部門創設から100年の間に育まれた自由闊達な空気のなか、未来に向けて設計者としてどうありたいか。若手、中堅、ベテラン、10名が語りあった。
増刊号について
デザイン誌「AXIS」の増刊として不定期で発刊。企業や団体のデザイン活動やプロジェクトについて一冊を通して紹介しています。未来に向けてのビジョンやフィロソフィーなどを体系的に語ることで、関係者だけでなく広く一般の読者にも訴求していきます。
増刊号 バックナンバー
「AXIS」増刊号は、全国書店ほか、各オンラインショップからもご購入いただけます。