お知らせ

デザイン誌「AXIS」 vol.214号 発売中

21.10.29

デザイン誌「AXIS」 vol.214号 発売中

特集  「境界」から考える。
既存の「境界」をリフレームし、新しい関係性を構築する

私たちが暮らす世界や社会は境界に満ちています。国や場所を特定する物理的な境界もあれば、自己と他者など人間関係や感情などが絡む心理的な境界も少なくありません。これまでとは異なる生活スタイルが広がったコロナ禍では、リアルとバーチャルのコミュニケーションなど、従来の"区分"や"領域"の境界線が曖昧になった部分も数多く出現しました。そんな移ろいやすくもある境界を通して、世界を俯瞰し、将来もたらされる新たな価値や枠組みを考えてみたいというのが本号の特集です。自らが主体となって描く境界を介して、社会に対する新しい見方と想像力を示していきます。

ドミニク・チェン × 清水淳子

「境界を引き直す」ことで生まれる未来(パオラ・アントネッリ、アリス・ローソーン)

「Teeter-Totter Wall(シーソーの壁)」

特別寄稿 深澤直人「デザインとアートの境界」

建築とランドスケープの境界を問い直す(シルビア・ベネディート)

インサイト
吉岡徳仁の"本源に遡る" デザイン
ー LIXILと表した「かたち」に込めた想いとは

2021年8月、愛知県常滑市でひとつの「集火台」が発表された。手がけたのはデザイナー、吉岡徳仁。東京2020パラリンピックに向け、同市発祥のINAXブランドを擁するLIXILの企画のもと制作されたものだ。本プロジェクトで吉岡は、LIXILと共にこれまでにないものを「かたち」にしたという。

インサイト
ロンドン・デザインミュージアム「スニーカーを紐解く」キュレーターインタビュー

コロナのため2020年5月から始まる予定が1年以上延期となりようやくオープンした、ロンドン・デザインミュージアムの「スニーカーを紐解く」展。デザインミュージアムでアシスタントキュレーターを務めるレイチェル・ハジャックに同展の企画意図について尋ねた。

インサイト
現代のコンビニ食を考えるパッケージデザインプロジェクト

三菱商事パッケージングが、ビグロング、タクトプロジェクト、スイミング、ヒロミチコンノデザインスタジオらとともにコンビニ弁当などの容器のデザインを再考するプロジェクトに取り組んだ。身近なデザインを通して、コンビニエンスストアという生態系に変化を与えようとする試みだ。

インサイト
トマス・ヘザウィックと中国IMモーターズ ー 都市空間におけるインテリジェントEVの未来

EV熱が急速に高まっている中国。今年4月の上海モーターショーでは、IMモーターズがトマス・ヘザウィックのデザインによる馬車に着想を得た「AIRO(エアロ)」を発表。両者の考えを通じて、EVの未来、都市空間におけるモビリティのあり方を探る。

インサイト
d.school サラ・スタイン・グリーンバーグ インタビュー
創造的アイデアを引き出す81 種のエクササイズ

デザイン思考の総本山とも言われる米スタンフオード大学d.school。そこで行われる型破りな体験や創造的アプローチについて300ページにわたりまとめた一冊が、9月に発売になった。著者はd.schoolのエグゼクティブディレクター、サラ・スタイン・グリーンバーグ。彼女が本書に込めた想いを聞いた。

 LEADERS
澤田智洋(コピーライター、世界ゆるスポーツ協会代表理事)

大手広告代理店に勤務しながら、2015年に「世界ゆるスポーツ協会」を設立、現在はスポーツクリエイター、福祉クリエイターとしても活動する澤田さん。インタビューは、そのフィールドを生かして担当した東京2020パラリンピックの閉会式の話題から始まった。

田川欣哉のBTCトークジャム
ゲスト:藤井輝男夫(東京大学総長)

デザイン・イノベーションファームTakram代表の田川欣哉さんがナビゲーターとなり、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの3領域で活躍するトップランナーを迎える対談連載。第26回のゲストは、今年4月に東京大学総長に就任した工学博士の藤井輝夫さんです。

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