デザイン情報
デザイン誌「AXIS」
AXIS Magazine vol.205

vol.205 2020年05月01日 発売
- 定価
- 税込1,800円
- 表紙
- 田口純也(写真)
Fujisan.co.jp
特集
デザインミュージアムの正解。
「日本にデザインミュージアムを」。デザイン関係者であれば誰もが賛同しそうな構想が、議論が始まって20年近く経った今も、この国ではいまだに実現していない。遠からず日本に誕生してほしいデザインミュージアムの道しるべになれればという想いを込め、今回の特集をお届けする。
特集 デザインミュージアムの正解。
日本にデザインミュージアムは必要?日本でデザインに携わるプロフェッショナル100人の声
日本にデザインミュージアムができるとき、デザインに携わるプロフェッショナルたちは何を望むのだろうか。「AXIS」の問いかけに応じてくれた約100名の有識者たちのミュージアム観、デザイン観を探る。
リーダーズ
クリストファー・ハウソローン(ロサンゼルス市 チーフデザインオフィサー)
2028年に3度目のオリンピックを控えるアメリカ・ロサンゼルス。それに先んじて、18年に同市市長は市の都市計画を統括するチーフデザインオフィサーを起用。この役職に就いたのが建築批評家のクリストファー・ハウソローンだ。これまでの仕事を振り返りながら、そのビジョンに迫る。
Sci Tech File
第18回 不老不死のベニクラゲが教えてくれること
ベニクラゲは、数億年前に生まれた個体が、若返りを繰り返して生きながらえている可能性があるともいわれている。その生態を知るべく、ベニクラゲ研究の第一人者、ベニクラゲ再生生物学体験研究所の所長の久保田 信氏を訪ねた。
インサイト
アートのパラドックスと社会貢献 ガーナのアーティスト、イブラヒム・マハマ
現在、アフリカの現代美術は欧米で注目の的だ。多くの人はアフリカという言葉から躍動的な構図や大胆な色使いを想像するが、イブラヒム・マハマの作品は真逆、静寂そのものだ。著名アーティストとなった彼の眼は今、自国の子どもたちやコミュニティの再建に注がれている。