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期間
2015年02月07日(土) ~ 03月07日(土)
11:00 ~ 19:00
(定休日: 日曜・月曜・祝日)
会場
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
入場料
無料
お問い合わせ
Tel: 03-5575-5004

小平雅尋 「他なるもの」展

終了しました

タカ・イシイギャラリーでの初めての個展となる本展では、約14点を展示いたします。「他なるもの」というタイトルは、ドイツの宗教哲学者R.オットーが『聖なるもの』(1917年)の中で、非合理的である聖性の本質として提示した概念「ヌミノーゼ(畏怖と魅惑という両義的体験を引き起こす神秘)」を示すために用いた「全く他なるもの」という表現に由来しています。世界と自分との関係性に「意味のある偶然」が潜むことを感じた小平は、その「偶然」に触れた時の感覚を落とし込み、他者と共有する媒体として写真表現に取り組むようになりました。

テーマやモチーフの設定により生じる先入観や合理的な理解を排除したスナップショットの手法で撮り押さえた小平の作品群は、風景写真でも身辺雑記でもなく、「日常の社会的な状態にある自身の意識においては気付くことが困難な、生き物としての深い欲望、根源的な謎、畏れといったもの」に対して小平が示した反応の集積であると言えます。

1972年東京都生まれの小平雅尋は、東京造形大学デザイン学科写真コース在学中より(1997年卒業)、高梨豊、田村彰英らに写真を学び、銀塩写真による表現の可能性を探求し始めました。また、写真家・大辻清司のアーカイブを目的に1996年に有志で結成された「写真実験室の会」にコアメンバーとして参加し、1950年代から80年代に撮影された大辻のネガからのモダンプリント制作及び展示企画に携わりました。2011年には出版レーベル・シンメトリーを設立。同年、作品集「ローレンツ氏の蝶」を刊行。茨城県立つくば美術館、東京アートミュージアム、世田谷美術館区民ギャラリーなどでグループ展に参加している他、1996年より定期的に個展を行っています。主な個展に「ローレンツ氏の蝶」(アイデムフォトギャラリー・シリウス、東京、2002年)、「続きの代わりに」(月光荘、東京、2009年)、「他なるもの」(表参道画廊、東京、2013年)など。

写真:© Masahiro Kodaira, Courtesy of Taka Ishii Gallery
     Photography / Film, Tokyo

同時開催

小平雅尋「他なるもの」
会期: 2015年2月7日(土) – 3月1日(日)水曜休廊 
   10:00〜18:30
会場: プラザ・ギャラリー(東京都調布市仙川町1-24-1)
オープニング・レセプション: 2月7日(土) 13:00 〜15:00